「2032年までにフィルム写真カメラの市場が約1.4倍になる」という予測レポートについて思うこと
様々な分野におけるグローバルな市場予測レポートで知られているビジネスリサーチインサイト社が、フィルム写真カメラの市場について、2023年を基準に2032年までにおよそ1.4倍に成長するというレポートを…
(思いつくままに:2024年11月27日)
シュナイダー Schneiderの大判レンズ Gクラロン G-Claron 240mm 1:9
クラロン Claron は等倍などの近接撮影用に作られたレンズにつけられた名称で、GクラロンのほかにCクラロン、Dクラロン、リプロクラロンなどがあります。私は大判用のGクラロンしか使ったことがありませんが…
(撮影機材:2024年11月12日)
近年のAI技術の進歩は目覚ましいものがあり、巷にはAIが生成した画像や動画が溢れています。人物画像や動画もビックリするほど良くできていて、まだ多少の不自然さはあるものの、それらが解消されるのも…
(思いつくままに:2024年10月10日)
アグファ AGFA のモノクロフィルム COPEX RAPID の使用感
アグファ AGFA といえば世界で最初に内式のリバーサルフィルムを製造・販売した会社で有名ですが、いまから30年ほど前、アグファからはSCALA200というモノクロのリバーサルフィルムが販売されていました。
(撮影機材:2024年10月5日)
大判カメラ タチハラフィルスタンド45 Fiel Stand 45 の蛇腹交換
現在、私が使っている大判カメラのうち、唯一の木製カメラであるタチハラフィルスタンド45 Ⅰ型は蛇腹がだいぶくたびれてきていて腰が弱くなっており、蛇腹を伸ばすと自身の重みで下側に垂れ下がってしまいます。
(How to:2024年9月25日)
カメラで写真を撮ったことのある方は被写界深度とかボケいうものを経験値として理解されている方も多いと思います。いまさら被写界深度について書くのもどうかと思いましたが、大判カメラで撮影していると…
(How to:2024年9月10日)
私が撮影対象としていちばん多いのは自然風景ですが、次いで多い対象物(被写体)が野草です。
野草は背丈が低く、しかも、草むらの中などにひっそりと咲いていることが多いので、どうしても…
(撮影機材:2024年8月23日)
昨年(2023年)は記録的な暑い夏でしたが、今年(2024年)はそれに輪をかけて暑い日が続いています。たぶん、昨年の記録を上回る暑い夏になるのではないかと確信をしています。体温に匹敵する、時には体温を上回る…
(撮影機材:2024年8月8日)
ニコン Nikonの大判レンズ ニッコール NIKKOR-M 300mm 1:9
日頃、私が使っている大判レンズはシュナイダー Schneider とフジノン FUJINON がほとんどで、現在、私の手元にあるニコン Nikon のレンズはNIKKOR-M 300mm だけです。かつてはもう1本持っていたのですが…
(撮影機材:2024年7月14日)
Wollensak VERITO ウォーレンサック ベリート 8・3/4 inchで撮る遠野(岩手県)
ウォーレンサック Wollensak はアメリカのロチェスターにあった映像機器メーカーで、ベリート VERITO は高級軟焦点レンズとして有名です。私も今から15年くらい前に、ベリート8・3/4 inch(約220mm) F4 の中古品を…
(撮影日記:2024年6月29日)
リコーイメージングの新しいフィルムカメラ、「PENTAX 17」の発売について思うこと
2022年の暮れの、リコーイメージングが新しいフィルムカメラ開発のプロジェクトを立ち上げたというニュースから1年半以上が経過し、つい最近、いよいよそのカメラが市場に出てくるという発表がありました。
(思いつくままに:2024年6月21日)
EPSON エプソンのフラットベッドスキャナ GT-X970 の原稿台ガラス清掃
私は撮影した写真(フィルム)をWebページに掲載したり自分でプリントする際に、EPSON エプソンのフラットベッドスキャナ GT-X970 を使用しています。このスキャナの発売は2007年なので、すでに発売から…
(How to:2024年5月28日)
最近、姿を消しつつある撮影機材などのあれこれ ~手に入らなくなる日も近いかも...~
デジタルカメラが普及するとともにフィルム写真のシェアはどんどん小さくなっていき、フィルムカメラやフィルムが次々と市場から姿を消していったのは言うまでもありませんが、相変わらずフィルムで写真を…
(撮影機材:2024年5月10日)
ギャラリー【梅・うめ】
梅は百花の魁と言われるように、春の訪れはまだずいぶん先と思われるような寒い時期から咲き始めます。まだフィールドにはほとんど花の姿が見られない時期に梅の花を見ると、春も間もなくだなぁと感じます。
(ギャラリー:20204年3月29日)
ホースマンの69判ロールフィルムホルダーを使ったピンホールカメラ ~撮影編~
昨年(2023年)の暮れから今年の年始にかけ、思いついたようにピンホールカメラ(針穴写真機)を作成しましたが、そのカメラを使って実際に撮影をしてみました。ホースマンの69判ロールフィルムホルダーを使用した…
(我楽多箱:2024年2月29日)
今どきの中古カメラ店事情 ~時代とともに変化する中古カメラ店~
東京には中古カメラ店がたくさんあるように思っています。人口も多いので、人口当たりの店舗数という見方をすると本当に多いのかどうか定かではありませんが、店舗の絶対数だけを見ると多いのではないかと思います。
(思いつくままに:2024年2月21日)
大判カメラのアオリ(8) ティルトアオリをかけた時のピント合わせ
大判カメラのアオリの中でも使う頻度が高いと思われるのがティルト、特にフロント(レンズ)部のティルトダウンアオリです。撮影する被写体によってその度合いは異なりますが、風景撮影の際にはパンフォーカスに…
(How to:2024年1月22日)
ホースマンの69判ロールフィルムホルダーを使ったピンホールカメラの製作
年末にジャンク箱の中を漁っていたところ、下の方からホースマンの69判のロールフィルムホルダーが出てきました。しかも、大判(4×5判)用ではなく、中判カメラ用のホルダーです。私がこれを取付けられるような…
(我楽多箱:2024年1月5日)
テレアートン Tele-Arton 270mm 1:5.5 シュナイダー Schneider の大判レンズ
シュナイダー製の大判レンズにはいくつかのテレタイプがラインナップされていますが、このテレアートン Tele-Arton もその一つです。
私はテレアートンについてあまり詳しくないのですが、シュナイダーの…
(撮影機材:2023年12月21日)
富士フイルムのリバーサルフィルム フジクロームの系譜に思うこと ~回顧~
かつて、イーストマン・コダックからコダクロームというリバーサルフィルムが販売されており、何とも言えないコクのある発色をするフィルムでした。私もとても気に入っていて、使用するリバーサルフィルムの…
(思いつくままに:2023年12月10日)
大判レンズ シュナイダー Schneider ジンマー Symmar 210mm 分解・清掃とバルサム修理
ひと月ほど前、リンホフ規格の大判レンズ用のレンズボードが必要になり、ジャンク箱をあさってみたのですが使い切ってしまったらしく、残念ながら見つかりませんでした。中古カメラ店やネットオークションサイト…
(How to:2023年12月4日)
ずっと欲しかったコンパクトフィルムカメラ コニカ KONICA C35 Flash matic をゲット
半年ほど前(2023年4月)、「いま、とっても欲しいカメラ ~撮影の頻度が確実に増すと思われるカメラたち~」というタイトルのページを書きましたが、その中の一つ、コニカ KONICA C35 Flash matic という…
(撮影機材:2023年11月27日)
花を撮る(7) 晩秋に咲く花を撮る
花が圧倒的に多いのは春から夏にかけてであり、秋になると咲く花の種類はぐっと減り、さらに晩秋ともなると園芸品種を除けばとても少なくなってしまいます。しかも、春や夏の花のようにエネルギーに満ち溢れて…
(How to:2023年11月20日)
クマ除けグッズのあれこれ クマに出逢わないための効果的な方法はあるのか?
今年(2023年)は例年になくクマの出没やクマによる被害が多いとのことで、連日のようにこのニュースが流れています。本来、クマは警戒心も強く臆病な動物で、特に人間を怖がると言われていますが…
(思いつくままに:2023年10月24日)
国産大判カメラ タチハラフィルスタンド45 TACHIHARA Fiel Stand 45
タチハラフィルスタンドは東京都北区にあったタチハラ写真機製作所が製造・販売していた大判カメラです。樹齢300年以上と言われる北海道産の朱里桜材を使うというこだわりの木製(ウッド)カメラで…
(撮影機材:2023年10月12日)
ローデンシュトック シロナーN Sironar-N 210mm 1:5.6 大判レンズのボケ具合
私は大判カメラ用の焦点距離210mmのレンズを4本持っていますが、特段、210mmのレンズが好きで使用頻度が高いというわけではありません。最初は1本だけだったのですが、友人から使わなくなった…
(撮影機材:2023年10月2日)
エプソン EPSON GT-X970 フィルムホルダー 純正品と自作品のスキャン比較
前回、エプソンのフラットベッドスキャナ EPSON GT-X970 のフィルムホルダーの作成について書きましたが、自作のホルダーと純正品のホルダーを用いて実際にスキャンをしてみましたのでご紹介します。
(我楽多箱:2023年9月15日)
エプソン EPSON GT-X970 スキャナ用フィルムホルダーの作成
フィルムで撮影した写真をパソコンに表示したりWebで使用するためにはデータ化が必要ですが、私はエプソンのGT-X970というフラットベッドスキャナを用いてデータ化を行なっています。この機種自体はかなり…
(我楽多箱:2023年9月8日)
ローライ Rollei のモノクロフィルム RPX25を現像したら謎の白い斑点が大量に出現!
私はローライのモノクロフィルムRPX25が好きで時々使っています。ISO25と低感度で使いにくいところもありますが、引き締まった黒や高コントラストが気に入っています。使用頻度の多いイルフォードの…
(思いつくままに:2023年8月16日)
大判レンズのピントとボケ具合を確認するためのテストチャートの作成
レンズの性能や特性を測定したり評価したり方法はたくさんあり、なじみの深いところではMTF曲線などが挙げられますが、いずれも高性能の測定機器が必要で、私のような素人が測定することはできません。
(我楽多箱:2023年8月8日)
フジノン大判レンズ FUJINON W 125mm 1:5.6 応用範囲の広いレンズ
フジノン大判レンズのうち、広角から標準系レンズの最終モデルはCM FUJINON シリーズですが、Wシリーズはそのひとつ前のモデルです。CM FUJINON になってからはフィルター径を67mmにそろえたものが多く…
(撮影機材:2023年7月26日)
ローライ Rollei RPX100 モノクロフィルムの使用感 ACROSⅡの代替フィルム探し
6月に富士フイルムの製品が大幅に値上げされ、私も愛用していたACROSⅡも信じられないくらいの価格になりました。新宿の大手カメラ量販店では、ブローニー(120)サイズのフィルムが1本2,310円で販売され…
(撮影機材:2023年7月20日)
撮影済みフィルムのデータ化と保存について思うこと ~フィルムの保存は永遠の課題~
「フィルムは生もの」という表現を聞くことがありますが、これはどちらかというと使用前のフィルムのことを指していることが多いと思われます。フィルムには使用期限が決められており、それを過ぎるとどんどん…
(思いつくままに:2023年7月9日)
カラーリバーサルフィルムを使った撮影時のカラーバランスの崩れ
フィルムカメラで特にカラーリバーサルフィルムを使って撮影をしていると、光の状態や撮影の条件などでカラーバランスが崩れてしまうことがあります。デジタルカメラのようにホワイトバランスの調整機能があれば…
(How to:2023年6月30日)
大判レンズ #3シャッター用の平レンズボードを凸レンズボードに改造する
私はバレルレンズを数本持っているのですが、これらのレンズを使って大判フィルムで撮影する場合はソロントンシャッターを使用します。とはいえ、これらのレンズを持ち出すのは年に数回といった状態で…
(how to:2023年6月13日)
奥入瀬渓流の初夏 色めく新緑と千変万化の流れ
5月の中旬から末にかけて青森・岩手方面に撮影に行ってきました。今年は全国的に桜の開花が早かったですが、やはり、季節の進み方も例年に比べて早い感じがします。それでも八甲田山の上の方にはまだ雪が…
(撮影日記:2023年6月8日)
なぜフィルム写真に心がときめくのか? 不思議な魅力を持ったフィルムという存在
写真フィルムの出荷量がピークだったと言われている西暦2000年から23年が経過し、その量は1/100にまで減少したというデータもあるようですが正確なところは良くわかりません。しかし、減少していることは…
(思いつくままに:2023年6月5日)
山笑う 初夏の輝く新緑を撮る
俳句の春の季語に「山笑う」というのがあります。山の草木が一斉に若芽を吹いて、山全体が明るい景色になる様子を表現した言葉と言われています。それまでは幹や枝ばかりで寂しげだった山が一変する様子を見事に…
(How to:2023年5月15日)
大判カメラでの撮影をより快適にするための、ちょっとした工夫のあれこれ
大判カメラを使って撮影をしていると、いろいろと不便に感じたりすることがたくさんあります。それは、最近のデジタル一眼レフカメラなどと比べると便利な機能や装備が圧倒的に不足しているため、様々な…
(How to:2023年5月8日)
いま、とっても欲しいカメラ ~撮影の頻度が確実に増すと思われるカメラたち~
私は何年か前に、それまで所有していた35mm判のカメラやレンズのほとんどを処分して以来、カメラの台数はほとんど増えていません。正確に言うと、衝動買いしたフォクトレンダーのベッサマチックが1台…
(思いつくままに:2023年4月28日)
シュナイダー Schneiderの大判レンズ クセナー Xenar 210mm 1:6.1 テッサー型レンズの写り
テッサー Tessar は言わずと知れた、今から100年以上も前にカール・ツァイスから世に出たレンズです。世の中にはたくさんの銘玉と言われるレンズがありますが、知名度の高さではテッサーがいちばん…
(撮影機材:2023年4月21日)
現像済みリバーサルフィルム(ポジフィルム)に付着する汚れと洗浄
私はリバーサルフィルムの使用頻度が最も高く、現像済みのリバーサルフィルム(ポジ原版)はスリーブやOP袋に入れて保管してあるのですが、長年保管しておくとフィルム表面に汚れが付着してきます。
(How to:2023年4月12日)