縦長パノラマ写真の魅力 -6×12フィルムホルダーで撮る掛け軸写真-
パノラマ写真を撮る頻度は決して高くありませんが、大判カメラを持ち出すときは必ずと言っても良いくらい、6×12のロールフィルムホルダーも持っていきます。
パノラマ写真というのは…
(Howto:2022年3月12日)
ローデンシュトック シロナーN Rodenstock Sironar-N 210mm 1:5.6 シャッター修理
先日、久しぶりに新宿の中古カメラ屋さんをはしごしていたところ、とある一軒の中古カメラ屋さんでローデンシュトックの大判レンズ、シロナーN 210mmを見つけました。このお店にはこれまで何度も…
(Howto:2022年2月26日)
写真にタイトルをつける(2) タイトルをつけるときの視点
前回は、写真にタイトルをつけることによる効果について触れましたが、今回は、実際に写真にタイトルをつける際に意識すること、もう少し具体的に言うと、どのような視点でタイトルを決めるかということについて…
(Howto:2022年2月21日)
写真にタイトルをつける(1) タイトルがもたらす効果
デジタルにしても銀塩にしても、撮影した写真はパソコンやスマホで見たりプリントして観賞したりしますが、コンテストや写真展に出す以外はタイトルもつけられずに放っておかれることが多いのではないかと思います。
(Howto:2022年2月15日)
レンズには魔物が潜んでいる...買っても買っても、またレンズが欲しくなるワケ
「レンズ沼」とか「レンズ沼にはまる」という言葉があります。簡単に言うと、次々とレンズが欲しくなる症候群のようなもので、経験された方も多いのではないかと思います。かくいう私もレンズ沼にどっぷりと…
(思いつくままに:2022年2月7日)
久しぶりのモノクロフィルムのリバーサル現像 イルフォード DELTA100
ビューティーモデル1という骨董カメラの試し撮りの際、マミヤ6 MFにモノクロフィルムを入れて一緒に持っていきました。その時に撮った写真をリバーサル現像してみました。
リバーサル現像は…
(How to:2022年2月4日)
二眼レフカメラ プリモフレックス オートマット PRIMOFLEX Automat
1950年代に爆発的なブームを迎えたと言われている二眼レフカメラですが、その独特のフォルムは半世紀以上たった今でも色あせるどころか、独特のオーラを放っているように私には感じられます。そして…
(撮影機材:2022年1月31日)
大判レンズのシャッター速度と絞りを実測
大判カメラ用のレンズにはシャッターが組み込まれていて、絞り羽根もシャッターも電子制御とかではなく、すべて機械的に動くようになっています。バネや歯車、カムなどの組合せでこれらを正確に動かしている…
(撮影機材:2022年1月25日)
1950年代のカメラBeauty MODEL1 ビューティーモデル1で撮影してみました
友人から送り付けられた1950年代のフォールディングカメラ「Beauty MODEL1」、修理をして一通りの動作確認はしましたが、ちゃんと撮れるのかどうか確認するため、フィルムを入れて実際に撮影してみました。
(我楽多箱:2022年1月19日)
イルフォードもコダックも値上げ! フィルムはどこまで高くなるのか?
昨年(2021年) 末、銀塩カメラの愛好者にとっては極めて衝撃的なニュースが飛び込んできました。2022年の早いうちに、イルフォードもコダックもフィルムをはじめとした写真用品の値上げをするという内容です。
(思いつくままに:2022年1月14日)
マグネット式 角型フィルターホルダーの作成
風景撮影には欠かせないフィルターの一つに「ハーフNDフィルター」があります。例えば、画面の上半分と下半分の明暗差が大きいとき、明るい方にNDがかかるようにして使うわけですが、そのため、通常のフィルター…
(我楽多箱:2022年1月3日)
大判カメラでの撮影時に気をつけたいこと あれこれ
大判カメラの構造は非常にシンプルですが、それゆえに撮影するためにはいろいろとやるべきことが多く、結構な手間がかかります。一眼レフカメラのように、ファインダーを覗いて構図を決めてシャッターを切るだけ…
(How to:2021年12月21日)
PENTAX67用ソフトフォーカスレンズ SMC PENTAX67 SOFT 120mm 1:3.5
1990年前後だと思うのですが、PENTAX67用のレンズがSMCタクマーからSMCペンタックスになったタイミングでラインナップされたソフトフォーカスレンズです。
写真家のデヴィッド・ハミルトン…
(撮影機材:2021年12月15日)
1950年代のカメラ Beauty MODEL1 ビューティーモデル1の分解・清掃・修理
3週間ほど前、友人から「かなり昔のカメラが出てきたんだけど、使える?」という要領のまったく得ないメールが来ました。現物を見てみないとわからないと返信すると、「では送る」という短い回答があり…
(我楽多箱:2021年12月5日)
撮影中にクマに出会ったら... クマ避けの鈴は効果があるのか?
10月の後半に山形、秋田、青森方面に紅葉の撮影に行ってきました。訪れた時はまだ色づきはじめでしたが、わずか一週間で一気に紅葉が進んだ感じでした。
秋田県の、とある滝の撮影に…
(思いつくままに:2021年12月3日)
大判カメラのフォーカシングスクリーン すりガラスタイプとフレネルレンズタイプ
レンジファインダーカメラや最近のミラーレス一眼カメラを除けば、一眼レフカメラや二眼レフカメラ、大判カメラなどにはフォーカシングスクリーン(ピントグラス)が備わっています。レンズから入った光を結像…
(How to:2021年11月23日)
紅葉の奥入瀬渓流を大判カメラで撮る
奥入瀬渓流は十和田湖の子ノ口から焼山まで、およそ14kmに渡って美しい流れが続いています。両岸には豊かな樹木やたくさんの滝があり、変化に富んだ景観は見飽きることがありません。流れとほぼ同じ…
(撮影日記:2021年11月16日)
大判カメラ撮影に必要な小道具、あると便利な小道具たち(2)
前回は大判カメラでの撮影の際に必要となる小道具について触れましたが、今回は、必ずしもなくても良いがあると便利、といった小道具たちを紹介したいと思います。
こういった小道具は何を撮影する…
(撮影機材:2021年11月11日)
大判カメラ撮影に必要な小道具、あると便利な小道具たち(1)
大判カメラは極めてシンプルであるがゆえに、撮影の際にはいろいろな小道具が必要になります。カメラ本体とレンズとフィルムがあれば撮ることはできますが、その他、ないと非常に不便なものやあると便利なものなど…
(撮影機材:2021年11月8日)
花を撮る(5) 夏の終りから秋に咲く花
今年(2021年)の東京の夏は短かったという印象です。9月になると急に暑さがやわらぎ、一気に秋が来たのではないかと思えるような日が続いていました。急激に秋になってしまうのではないかとも思いましたが…
(How to:2021年10月12日)
シュナイダー大判レンズ スーパーアンギュロン Schneider SUPER ANGULON 90mm F8
シュナイダーの大判カメラ用レンズです。「アンギュロン ANGULON」はシュナイダーの広角系のレンズに使われているブランドで、大判レンズ用は大きく分けてアンギュロン、スーパーアンギュロン…
(撮影機材:2021年10月8日)
会話がない独り撮影行 一言も声を発しない一日
私は自然風景を撮影することが多いので山や渓谷に行く機会も増えますが、撮影が目的の撮影行の場合、一人で出かけることが圧倒的に多いです。同じ目的を持った気のおけない友人などと一緒に出掛けるのは…
(思いつくままに:2021年10月1日)
写真撮影における測光と露出設定(3) 風景撮影における測光方式
前回まで、露出や測光に関する基本的なことを説明してきましたが、3回目の今回は、風景写真を撮る際に用いる主な測光方式について進めていきます。風景撮影においては反射光式露出計を使って測光することが多く…
(How to:2021年9月19日)
写真撮影における測光と露出設定(2) Ev表の使い方と測光方式
前回は、露出を決める5つの要素について説明しましたが、今回は、実際に撮影におけるそれぞれの値の使い方や、露出計を用いた測光方式について進めたいと思います。
(How to:2021年9月11日)
写真撮影における測光と露出設定(1) 露出を決める要素
最近のカメラは自動露出計が内蔵されており、様々なシチュエーションに合わせた適正露出を自動で決定してくれますが、大判カメラなど、露出計が内蔵されていない場合は露出計を使って測光するなどして露出値を…
(How to:2021年9月4日)
KOWA SIX MM コーワシックス MM 国産の中判一眼レフ
キャベジンやコルゲンで有名な興和株式会社が1960~1970年代にかけて製造していた中判(66判)の一眼レフカメラのひとつで、独特なスタイリングが特徴です。今のカメラにはない無骨さのようなものは感じますが…
(撮影機材:2021年8月30日)
大判写真と35mm判写真は何がどのように違うのか
私は風景を撮る機会が多いので、大判カメラ(主に4×5判)を使う頻度も高くなります。カメラはでかいし、撮影に手間がかかり著しく機動性に欠けるし、フィルムや現像などコストはかかるし、デメリットばかりが…
(How to:2021年8月23日)
現像済みのフィルムの経年劣化と保管
フィルムを使っていると、撮影前のフィルムの保管、撮影後から現像するまでの保管、そして現像後のフィルムの保管と、常に「保管」をどうするかということがついて回ります。
フィルムをデータ化されて…
(How to:2021年8月16日)
カラーリバーサル 1コマあたりのコストはこんなに高い!
私が写す被写体は風景が多く、使うフィルムの中で圧倒的に使用頻度が高いのがカラーリバーサルフィルムです。以前はリバーサルフィルムの種類も豊富でしたが、今では5本の指で余るくらいに銘柄が減って…
(思いつくままに:2021年8月7日)
花を撮る(4) 夏の高原に咲く花
梅雨が明けると日差しも強くなり、高原では花の数が一気に増えます。高原に咲く花はどちらかというと地味なものが多いですが、自然の中で力強く生きる美しさがあると思います。
薔薇のような華やかさは…
(How to:2021年7月28日)
リンホフマスターテヒニカ2000 Linhof MasterTechnika 2000
1995年にマスターテヒニカ45(MT45)の後継機種として発売されたモデルです。見た目はマスターテヒニカ45によく似ていますが、デザイン的にも機能的にいくつかの変更や改良が加えられています。
(撮影機材:2021年7月25日)
緑深い夏の桐生川源流林を大判カメラで撮る
桐生川は群馬県桐生市の北東にある根本山を源に、桐生市街地を通って渡良瀬川に合流する、延長約57kmの川で、美しい景観の中をとてもきれいな水が流れています。釣り人にも人気のある渓流のようですが…
(撮影日記:2021年7月19日)
レンズの「小絞りボケ」と大判カメラによる撮影の関係について
カメラのレンズは絞るにつれて回折現象によって解像度が落ちていくというのは良く知られた話ですが、一方で、絞らなければ被写界深度が浅く、全体にピントが合った写真になりにくいというトレードオフのような…
(How to:2021年7月12日)
PENTAX67を使って35mmフィルムでフルパノラマ写真を撮る
だいぶ以前になりますが、ホースマンのパノラマフィルムホルダの紹介ページにおいて、PENTAX67でパノラマ写真が撮れるような改造をしたことをチラッと書きましたが、今回はそれをご紹介したいと思います。
(How to:2021年7月7日)
ギア雲台 Manfrotto マンフロット410の分解・調整
私は主にマンフロットの410というギア雲台を使用しています。構図決めの際、微妙な調整がし易いのが愛用している主な理由です。3軸(パン、ティルト、ロール)がそれぞれ独立したノブを回すことで動くのですが…
(How to:2021年7月1日)
大判カメラにPENTAX67を取り付けるアダプタの作成
通常、大判カメラは1枚ごとにカットされたシートフィルムを使いますが、ロールフィルムホルダーを使うことでブローニーフィルム(120、220)での撮影が可能になります。1本のフィルムで10枚とか20枚の撮影ができる…
(我楽多箱:2021年6月26日)
Loweproロープロのバックパック プロトレッカーBP450AWⅡ
撮影行の際に悩むことの一つに、カメラバッグがあります。私は大判カメラか中判カメラでの撮影がほとんどですのでカメラバッグもそれなりの大きさが必要です。機材の出し入れの便利さではアルミケースやショルダー…
(撮影機材:2021年6月18日)
大判カメラの撮影時における失敗のあれこれ
大判カメラは使用できるレンズの自由度が大きいとか、アオリが使えるとか、あるいは、35mm判のカメラでは使わないような小道具を用いるなど、大判カメラならではの特殊性があります。これによっていろいろと…
(How to:2021年6月12日)