
富士フィルム カラーネガ「PRO400H」販売終了
2021年1月15日付で富士フィルムから、カラーネガフィルム「PRO400H」の販売終了の発表がありました。いつかは来るだろうとは思っていましたが、正直、「またか!」と思いました。私はカラーネガを使うことは少ないのですが、それでも数少ないフィルムの…
(思いつくままに:2021年1月19日)
御岳渓谷 2020年最後の紅葉をPENTAX67Ⅱで撮影
御岳渓谷は多摩川の上流、東京都青梅市にある渓谷です。多摩川は、山梨県にある笠取山の山頂直下を源として、東京都、神奈川県を経由して東京湾に注ぎこむ一級河川ですが、上流の方は護岸工事をされていないところも多く、きれいな水が流れています。
(撮影日記:2021年1月13日)
大判カメラの特徴は大きな面積のフィルムで撮影できることですが、加えて様々なアオリを使うことができるというのも大きな特徴です。
35mm判の一眼レフなどの一般的なカメラの多くはフィルム面とレンズ面が固定されていますが、大判カメラはこれらを自由に…
(How to:2021年1月9日)
大判カメラ用の袋型ピントグラスフード
大判カメラでのピント合わせは、カメラ後部についているピントグラス(フォーカシングスクリーン)で行ないます。この時、ピントグラスを暗くしないと像が見にくいので、多くの場合、冠布(カンプ)を頭からすっぽりとかぶり、周囲からの光を遮断して行ないます。
(我楽多箱:2021年1月2日)
中判レンズ ペンタックス67:smc PENTAX-M☆ 67 1:4 300mm ED(IF)
PENTAX67用で焦点距離300mmの望遠レンズです。35mm判カメラ用の150mmくらいのレンズの画角に相当します。
このレンズが発売される前は☆のつかない「smc PENTAX67 1:4 300mm」というレンズがあったのですが、それに比べて仕様も…
(撮影機材:2020年12月28日)
フィルムカメラでつづる二十四節気の花暦 ~冬至~
昨日(12月21日)は冬至でした。言わずと知れた、一年のうちで昼の時間が最も短い日です。
また、日没後の空では実に397年ぶりと言われる木星と土星の大接近が見られました。私は視力があまりよくないので、肉眼では一つに見えてしまいました。
(思いつくままに:2020年12月22日)
4か月ほど前に新宿の中古カメラ店で衝動買いしたVoigtlander BESSAMATIC(フォクトレンダー ベッサマチック)がどんな写りをするのか、モノクロフィルムを入れて撮影してみました。使用したのは富士フィルムのACROS100Ⅱです。
(思いつくままに:2020年12月18日)
谷根千 Mamiya 6 でお散歩写真(東京都台東区・文京区)
少し前になりますが今年の6月の長かった梅雨の最中、県境を越えずに近場でお手軽に撮影ということで、東京の下町風情が今も漂う「谷根千」に行ってきました。谷根千とは、台東区谷中、文京区根津、千駄木の一帯を指す総称です。
(撮影日記:2020年12月15日)
毎年この時期になると、年賀状とともに来年のカレンダーのことが気になり始めます。というのも、20年ほど前からオリジナルカレンダーを毎年作っており、仕事関係の方や個人的なお付き合いの方にお渡ししているからです。
(思いつくままに:2020年12月13日)
スリッククランプヘッドと超ローアングル撮影
野草の撮影をすることが多いのですが、野草というのは背丈の低いものが圧倒的に多く、カメラもできるだけ低い位置で構えるということになります。もちろん、上から俯瞰するアングルもありますが、野草の目線で撮ろうとすると低くしなければなりません。
(How to:2020年12月5日)
フィルムカメラでつづる二十四節気の花暦 ~小雪~
今日から師走。不思議なもので、12月というよりも師走と言うほうが季節感が漂います。日常の会話の中で、12月以外で旧暦の呼び名を使うことはまれですが、12月だけ旧暦の呼び名を使うことが多いのは何故なのでしょう?
(思いつくままに:2020年12月1日)
シートフィルムをフィルムホルダーに装填する際のミス防止
大判カメラで撮影する場合は、まずシートフィルムを専用のフィルムホルダーに装填しなければなりません。この装填の仕方についてはたくさんの方が投稿されていらっしゃいますので、そちらを見ていただいた方が良いと思います。
(How to:2020年11月26日)
反射光式単体露出計:PENTAXデジタルスポットメーター
私が使っているカメラは一部を除いて露出計が内蔵されていません。ですので、撮影の際には腰巾着のように単体露出計も連れていきます。スナップ撮影の時など、単体露出計を使わず目測だけで露出を決めて撮ることもありますが、風景撮影、特に大判…
(撮影機材:2020年11月24日)
八方ヶ原(栃木県)で紅葉と渓谷の撮影(後編)
八方ヶ原での撮影の2日目、まずは「おしらじの滝」からスタートです。矢板から塩原に抜ける八方道路(県道56号)をひたすら進むと、登り切ったあたりに駐車場があります。駐車場の脇から滝に下る登山道のような道がついていますので、ここを下っていきます。
(撮影日記:2020年11月21日)
八方ヶ原(栃木県)で紅葉と渓谷の撮影(前編)
10月も中旬を過ぎてから秋の進み方が例年に比べて早まった感じがします。今年は台風の上陸も少なかったため、紅葉が綺麗ではないかといわれていますので、紅葉が見ごろを迎えている栃木県の八方ヶ原に行ってきました。
(撮影日記:2020年11月17日)
フジノン 大判レンズ FUJINON SWD 1:5.6/75
フジノンの大判用レンズです。SWD(Super Wide Delux)シリーズは65mm、75mm、90mmの3種類が発売されており、これはそのうちの一つです(もちろん、すでに販売終了になっていますが)。
(撮影機材:2020年11月7日)
リバーサルフィルの使用期限
私はフィルムや現像液などの保管専用に小型の冷蔵庫を使っています。フィルムは適当な量に小分けしてビニール袋に入れ、袋に使用期限を書き込んで保管しており、古いものから使用していくためにときどき冷蔵庫の中のフィルム位置の入れ替えを…
(思いつくままに:2020年10月24日)
スライドフォトフレームを作ってみました
フィルムで撮影していると、露出の過不足やカメラブレなどの失敗作がときどき生まれます。また、そういった失敗ではないにしても、写真や作品というにはあまりに駄作というものも量産されてしまいます。デジタルカメラの場合はすぐに確認して…
(我楽多箱:2020年10月17日)
中判カメラPENTAX67Ⅱで撮る北秋川渓谷神戸川(東京都檜原村)
GoToトラベルに東京もやっと仲間入りさせてもらったとはいえ、正直なところ、県境を越えて他県に行くことには気を使います。東京都ならいいというわけではありませんが、なるべく人と接しないようにということで北秋川渓谷の支流の一つである神戸川(かのとがわ)…
(撮影日記:2020年10月10日)
東京ゲートブリッジでピンホールカメラ試し撮り
耐え難い暑さもやっとおさまったので、自粛中に作ったピンホールレンズの写りを確認するため、東京ゲートブリッジの定番撮影ポイントである若洲海浜公園に行ってきました。しばらく雨降りが続いていましたが久しぶりに青空が広がり、若洲海浜公園の…
(撮影日記:2020年10月5日)
大判カメラ:WISTA 45SP ウイスタ 45SP
日本の代表的な大判カメラのメーカーであるウイスタが製造販売している金属製大判フィールドカメラです。現時点でも同社の金属製大判(4×5)カメラとしてはこの45SPのほかに45VX、45RFを含めた全3機種が製造販売されているようですが、オンラインショップを…
(撮影機材:2020年9月19日)
三脚:Velbon ベルボン ジオ・カルマーニュ N830 + マンフロット 410
別のページでも触れましたが、私はベルボンの三脚のユーザーです。ベルボンの三脚は小さなものから大型まで5台持っていますが、その中でメインで使っているのがGeoCarmagne N830(ジオカルマーニュN830)で、この三脚にManfrotto410…
(撮影機材:2020年9月9日)
Velbonベルボンの事業譲渡
8月に日本の代表的な三脚メーカーであるベルボンが、その事業をハクバ写真産業に譲渡するというニュースが流れました。譲渡されても事業はそのまま継承され、Velbonのブランドも残っていくとのことですが、私もベルボン三脚の一ユーザーであるため…
(思いつくままに:2020年9月2日)
中判レンズ ペンタックス67:SMC TAKUMAR 6×7 75mm 1:4.5
PENTAX67用のレンズです。焦点距離が75mmですので中判カメラ用としては広角の部類に入ります。35mm判カメラでいうと35~38mmくらいのレンズに相当する画角といったところでしょうか。風景を撮る際、私にとってこの焦点距離と画角は使い易く…
(撮影機材:2020年8月29日)
ヴィンテージカメラの魅力
例年になく長い梅雨がやっと明けたと思ったら耐え難いくらいの猛暑が押し寄せ、しかも今年は新型コロナの影響で遠出もままならない状態です。撮影も思うようにできず、悶々とした日を過ごしています。
そんなわけで、たまには中古カメラ…
(思いつくままに:2020年8月16日)
ピンホールカメラ(針穴写真機)をつくる
初めて針穴写真機を作ったのは、確か小学校の夏休みの自由研究だったと思います。フィルムの代わりにポラロイド印画紙を使用することで、その場で写真を見ることができました。ぼんやりといえども、レンズもないのに像が焼き付けられることをとても…
(撮影機材:2020年8月10日)
エプソン EPSON GT-X970 フラットベッドスキャナ
もっぱらフィルムでの撮影をしている私にとって、スキャナはなくてはならない存在です。現像からあがってきたフィルムをパソコンに取りむためには、スキャナを使わざるを得ません。
私が使っているスキャナはEPSON GT-X970というフラットベッド型の…
(撮影機材:2020年8月7日)
シュナイダー 大判レンズ アポジンマー 150mm Schneider APO-SYMMAR 5.6/150
Schneider製、150mmの大判用レンズです。正式には「Schneider KREUZNACH APO-SYMMAR 5.6/150(シュナイダー クロイツナッハ アポジンマー)」という長い名前がついています。4×5判カメラでこのレンズを使った場合、35mm判カメラに換算する…
(撮影機材:2020年8月1日)
大判カメラ:リンホフマスターテヒニカ45 Linhof MasterTechnika45
いわゆる大判カメラです。大判カメラの中では最も小さな4×5インチサイズのフィルム(通称シノゴ)を使います。一口に大判カメラといっても色々なタイプがありますが、このカメラはフィールドタイプ(テクニカルカメラとも呼ばれています)に分類されていて…
(撮影機材:2020年7月28日)
中判レンズ ペンタックス67:SMC TAKUMAR 6×7 105mm 1:2.4
PENTAX67用の純正レンズの中でいちばん明るいレンズです。35mmカメラに換算すると50mmくらいのレンズの画角に相当し、中判レンズでは標準レンズに分類されます。私の持っている105mmは「SMC TAKUMAR」で、「SUPER-TAKUMAR」の次であり…
(撮影機材:2020年7月26日)
中古の大判カメラ&レンズの価格
私が使っているカメラやレンズはすでに生産終了品であるばかりかメーカーサポートも終了しており、壊れた場合は自分で修理するか、手に負えない場合はカメラ修理専門店にお願いすることになります。しかし、修理不可能な場合はもう使うことが…
(思いつくままに:2020年7月24日)
ホースマン Horseman パノラマフィルムホルダー
ときどき、無性にパノラマ写真を撮りたくなることがあります。今はスマホやデジカメで複数枚の写真を合成して簡単にパノラマ写真を作ることができますが、私の場合、フィルム上にパノラマ写真を残したいという欲望です。世の中には昔からいろいろな…
(撮影機材:2020年7月11日)
中判カメラ:PENTAX67Ⅱ ペンタックス67Ⅱ
私が持っているカメラの中で最も出番の多いのがこのPENTAX67Ⅱです。
私がこのカメラを購入した当時、PENTAXブランドのカメラは「旭光学工業」という会社で製造されていましたが、その後、事業の再編や会社の合併等があり、現在は…
(撮影機材:2020年7月7日)
四つ切が減った?
写真の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、私は撮った写真を大きく伸ばして額装しています。最低でも四つ切、多くは半切や全紙にプリントして額装しています。
写真は大きく引き伸ばすと全く別物になります。
(思いつくままに:2020年7月6日)
アサヒカメラが休刊
先日、新宿の大型の本屋さんに立ち寄ったところ、カメラ雑誌のコーナーに「アサヒカメラ」の7月号(最終号)がビニール袋に入った状態で、再入荷と書かれて並んでいました。アサヒカメラは7月号をもって休刊になってしまいましたが、創刊は1926年(大正15年)…
(思いつくままに:2020年6月30日)
大判カメラ リンホフマスターテヒニカで撮る払沢の滝(東京都檜原村)
明日からしばらく雨の日が続きそうとの予報でしたので、急に思い立ち、檜原村にある払沢の滝に行ってきました。
新型コロナ感染拡大抑止対策のための県境を越えての移動自粛が解除されたとはいえ、東京から出ることに気を使って…
(撮影日記:2020年6月24日)
ギャラリー【裏磐梯彩景】
福島県磐梯山の北側に広がる裏磐梯一帯は、とても好きな撮影地の一つです。磐梯山の噴火によって作られたたくさんの湖沼群、そしてそれを取り囲む山々。訪れるたびに様々な表情を見せてくれるとても魅力的な場所です。
(ギャラリー:2020年6月3日)
ギャラリー【桜さくら】
桜には不思議な魅力があります。毎年、3月の声をきくと桜の開花が待ち遠しくなり、そわそわした気持ちになります。全国には有名な桜の名所や一本桜があり、そういった桜を見るのも楽しみですが、人知れずひっそりと咲く桜に出会った時の喜びも格別です。
(ギャラリー:2020年6月1日)