
イルフォード モノクロフィルム ILFORD FP4 PLUS の使用感
私が使っているモノクロフィルムの中で最も使用頻度の高いのがイルフォードのDELTA100ですが、先日、ストックが切れてしまったので、新たに購入しようと思い新宿のカメラ店まで行きました。ところが、そのお店…
(撮影機材:2022年8月2日)
ニッコウキスゲ咲く、夏の霧ヶ峰高原 花の旅
長野県の中部にある霧ヶ峰高原は、車山を最高峰に標高1,500mから1,900mに広がる比較的起伏の緩やかな高原で、八ヶ岳中信高原国定公園に指定されています。大きな樹林はほとんどないため、360度の…
(撮影日記:2022年7月24日)
写真・映像用品年鑑(写真・映像用品総合カタログ)が、驚くほど薄くなった!!
写真やカメラに興味をお持ちの方であればご存じかと思いますが、一般社団法人 日本写真映像用品工業会というところが毎年発行してる「写真・映像用品年鑑」という冊子があります。工業会に加入している企業が…
(思いつくままに:2022年7月16日)
緑鮮やかな山形・秋田の滝巡り くぐり滝/慈光滝/玉簾の滝/奈曽の白滝/元滝伏流水/止滝/銚子の滝
日本は山が多いので各地でたくさんの滝を見ることができますが、やはり、東北地方と中部地方は滝が多いイメージがあります。滝の明確な定義はあいまいなようで、どれくらいの高さ(大きさ)から滝というのか…
(撮影日記:2022年7月9日)
大判写真と35mm判写真は何がどのように違うのか その2:画作りへの影響
今から10ヶ月ほど前、2021年8月に同じタイトルのページを書きました。大判と35mm判とではフィルム面の大きさが異なることに起因するいくつかの違い(階調や被写界深度、ボケなど)について触れてみました。
(How to:2022年7月1日)
リバーサルフィルムのラチチュードは本当に狭いのか?
一般にリバーサルフィルム(ポジフィルム)はラチチュード(適正露光域とか露出寛容度)が狭いので露出設定がシビアだと言われています。この「狭い」というのが何と比べて狭いのかというと、カラーネガフィルムと…
(How to:2022年6月19日)
コンパクトフィルムカメラ コンタックス CONTAX T2
他のページにも書きましたが、私は何年か前に35mm判カメラのほとんどを手放してしまいました。いま手元に残っている35mm判カメラは、CONTAX T2とフォクトレンダーBESSAMATICの2台のみです。
(撮影機材:2022年6月12日)
美しい風景なのに、撮影したらとってもつまらない写真に...
私がリバーサルフィルムを多用している理由は、何と言っても色の再現性というか、美しい発色によるところが大きいです。もちろん、肉眼で見たのとまったく同じ色合いになるわけではなく、そのフィルムなりの特性が…
(思いつくままに:2022年5月20日)
4×5判シートフィルムをブローニーフィルム用現像タンクで現像する
私はモノクロフィルムを使う頻度はリバーサルに比べるとそれほど高くありませんが、それでも時どき、ブローニー判や4×5判のモノクロフィルムで撮影を行ないます。撮影後のモノクロフィルムは自家現像をしており…
(撮影機材:2022年5月14日)
PENTAX67用 超広角レンズ smc PENTAX-6×7 45mm 1:4
PENTAX67用の純正レンズとしては、35mmのフィッシュアイレンズを除くと最も短焦点のレンズです。レンズの種類としては「超広角」に分類されています。35mm判カメラ用の焦点距離22mmくらいのレンズと…
(撮影機材:2022年5月5日)
撮影済みフィルムの効率的な管理方法...フィルム写真をデッドストックにしないために
フィルム写真をやっていると当然のことながら撮影済みのフィルム(ポジやネガ)が溜まっていきます。フィルム1枚は薄いし軽いのですが、数が増えるとその量や重さも半端なく、保管するにも物理的に場所をとります。
(How to:2022年4月29日)
シュナイダー Schneider APO-SYMMAR 150mmと、フジノン FUJINON W 150mmの写りの違い
私が使っている大判レンズはシュナイダー Schneider とフジノン FUJINON がほとんどで、あとはローデンシュトックが少しと、ニコンや山崎コンゴー、あるいは昔のバレルレンズなどがそれぞれ2~3本ずつ…
(撮影機材:2022年4月19日)
リバーサルフィルム写真はいつまで続けることができるのか?
2022年4月1日から富士フィルムの製品が大幅に値上げされました。例えば、ベルビア50の120サイズ5本入りの価格が、つい先日までは5,800円くらいだったのが、一気に9,500円ほどになりました。
(思いつくままに:2022年4月9日)
初めてのARISTA EDU ULTRA 200 モノクロフィルムの使用感
日頃、私が使用しているフィルムのおよそ8割はリバーサルで、残りの2割ほどがモノクロフィルムになります。いまやリバーサルフィルムは種類が激減し、選択肢がないに等しいですが、モノクロフィルムはこのデジタル…
(撮影機材:2022年4月4日)
秋間梅林(群馬県安中市)で満開の梅を撮影
秋間梅林は群馬県安中市の秋間川上流の丘陵地帯に広がる梅林で、「ぐんま三大梅林」の一つと言われているようです。その広さは50ヘクタールにも及ぶらしく、変化に富んだ景観を見ることができます。
(撮影日記:2022年3月30日)
PENTAX67用 オート接写リング(エクステンションチューブ)
PENTAX67には2本のマクロレンズ(焦点距離が100mmと135mm)がありますが、それとは別に接写リングが用意されています。
マクロレンズと比べて接写リングは撮影の自由度が落ちるのですが…
(撮影機材:2022年3月20日)
縦長パノラマ写真の魅力 -6×12フィルムホルダーで撮る掛け軸写真-
パノラマ写真を撮る頻度は決して高くありませんが、大判カメラを持ち出すときは必ずと言っても良いくらい、6×12のロールフィルムホルダーも持っていきます。
パノラマ写真というのは…
(Howto:2022年3月12日)
ローデンシュトック シロナーN Rodenstock Sironar-N 210mm 1:5.6 シャッター修理
先日、久しぶりに新宿の中古カメラ屋さんをはしごしていたところ、とある一軒の中古カメラ屋さんでローデンシュトックの大判レンズ、シロナーN 210mmを見つけました。このお店にはこれまで何度も…
(Howto:2022年2月26日)
写真にタイトルをつける(2) タイトルをつけるときの視点
前回は、写真にタイトルをつけることによる効果について触れましたが、今回は、実際に写真にタイトルをつける際に意識すること、もう少し具体的に言うと、どのような視点でタイトルを決めるかということについて…
(Howto:2022年2月21日)
写真にタイトルをつける(1) タイトルがもたらす効果
デジタルにしても銀塩にしても、撮影した写真はパソコンやスマホで見たりプリントして観賞したりしますが、コンテストや写真展に出す以外はタイトルもつけられずに放っておかれることが多いのではないかと思います。
(Howto:2022年2月15日)
レンズには魔物が潜んでいる...買っても買っても、またレンズが欲しくなるワケ
「レンズ沼」とか「レンズ沼にはまる」という言葉があります。簡単に言うと、次々とレンズが欲しくなる症候群のようなもので、経験された方も多いのではないかと思います。かくいう私もレンズ沼にどっぷりと…
(思いつくままに:2022年2月7日)
久しぶりのモノクロフィルムのリバーサル現像 イルフォード DELTA100
ビューティーモデル1という骨董カメラの試し撮りの際、マミヤ6 MFにモノクロフィルムを入れて一緒に持っていきました。その時に撮った写真をリバーサル現像してみました。
リバーサル現像は…
(How to:2022年2月4日)
二眼レフカメラ プリモフレックス オートマット PRIMOFLEX Automat
1950年代に爆発的なブームを迎えたと言われている二眼レフカメラですが、その独特のフォルムは半世紀以上たった今でも色あせるどころか、独特のオーラを放っているように私には感じられます。そして…
(撮影機材:2022年1月31日)
大判レンズのシャッター速度と絞りを実測
大判カメラ用のレンズにはシャッターが組み込まれていて、絞り羽根もシャッターも電子制御とかではなく、すべて機械的に動くようになっています。バネや歯車、カムなどの組合せでこれらを正確に動かしている…
(撮影機材:2022年1月25日)
1950年代のカメラBeauty MODEL1 ビューティーモデル1で撮影してみました
友人から送り付けられた1950年代のフォールディングカメラ「Beauty MODEL1」、修理をして一通りの動作確認はしましたが、ちゃんと撮れるのかどうか確認するため、フィルムを入れて実際に撮影してみました。
(我楽多箱:2022年1月19日)
イルフォードもコダックも値上げ! フィルムはどこまで高くなるのか?
昨年(2021年) 末、銀塩カメラの愛好者にとっては極めて衝撃的なニュースが飛び込んできました。2022年の早いうちに、イルフォードもコダックもフィルムをはじめとした写真用品の値上げをするという内容です。
(思いつくままに:2022年1月14日)
マグネット式 角型フィルターホルダーの作成
風景撮影には欠かせないフィルターの一つに「ハーフNDフィルター」があります。例えば、画面の上半分と下半分の明暗差が大きいとき、明るい方にNDがかかるようにして使うわけですが、そのため、通常のフィルター…
(我楽多箱:2022年1月3日)
大判カメラでの撮影時に気をつけたいこと あれこれ
大判カメラの構造は非常にシンプルですが、それゆえに撮影するためにはいろいろとやるべきことが多く、結構な手間がかかります。一眼レフカメラのように、ファインダーを覗いて構図を決めてシャッターを切るだけ…
(How to:2021年12月21日)
PENTAX67用ソフトフォーカスレンズ SMC PENTAX67 SOFT 120mm 1:3.5
1990年前後だと思うのですが、PENTAX67用のレンズがSMCタクマーからSMCペンタックスになったタイミングでラインナップされたソフトフォーカスレンズです。
写真家のデヴィッド・ハミルトン…
(撮影機材:2021年12月15日)
1950年代のカメラ Beauty MODEL1 ビューティーモデル1の分解・清掃・修理
3週間ほど前、友人から「かなり昔のカメラが出てきたんだけど、使える?」という要領のまったく得ないメールが来ました。現物を見てみないとわからないと返信すると、「では送る」という短い回答があり…
(我楽多箱:2021年12月5日)
撮影中にクマに出会ったら... クマ避けの鈴は効果があるのか?
10月の後半に山形、秋田、青森方面に紅葉の撮影に行ってきました。訪れた時はまだ色づきはじめでしたが、わずか一週間で一気に紅葉が進んだ感じでした。
秋田県の、とある滝の撮影に…
(思いつくままに:2021年12月3日)
大判カメラのフォーカシングスクリーン すりガラスタイプとフレネルレンズタイプ
レンジファインダーカメラや最近のミラーレス一眼カメラを除けば、一眼レフカメラや二眼レフカメラ、大判カメラなどにはフォーカシングスクリーン(ピントグラス)が備わっています。レンズから入った光を結像…
(How to:2021年11月23日)
紅葉の奥入瀬渓流を大判カメラで撮る
奥入瀬渓流は十和田湖の子ノ口から焼山まで、およそ14kmに渡って美しい流れが続いています。両岸には豊かな樹木やたくさんの滝があり、変化に富んだ景観は見飽きることがありません。流れとほぼ同じ…
(撮影日記:2021年11月16日)
大判カメラ撮影に必要な小道具、あると便利な小道具たち(2)
前回は大判カメラでの撮影の際に必要となる小道具について触れましたが、今回は、必ずしもなくても良いがあると便利、といった小道具たちを紹介したいと思います。
こういった小道具は何を撮影する…
(撮影機材:2021年11月11日)
大判カメラ撮影に必要な小道具、あると便利な小道具たち(1)
大判カメラは極めてシンプルであるがゆえに、撮影の際にはいろいろな小道具が必要になります。カメラ本体とレンズとフィルムがあれば撮ることはできますが、その他、ないと非常に不便なものやあると便利なものなど…
(撮影機材:2021年11月8日)
花を撮る(5) 夏の終りから秋に咲く花
今年(2021年)の東京の夏は短かったという印象です。9月になると急に暑さがやわらぎ、一気に秋が来たのではないかと思えるような日が続いていました。急激に秋になってしまうのではないかとも思いましたが…
(How to:2021年10月12日)
シュナイダー大判レンズ スーパーアンギュロン Schneider SUPER ANGULON 90mm F8
シュナイダーの大判カメラ用レンズです。「アンギュロン ANGULON」はシュナイダーの広角系のレンズに使われているブランドで、大判レンズ用は大きく分けてアンギュロン、スーパーアンギュロン…
(撮影機材:2021年10月8日)
会話がない独り撮影行 一言も声を発しない一日
私は自然風景を撮影することが多いので山や渓谷に行く機会も増えますが、撮影が目的の撮影行の場合、一人で出かけることが圧倒的に多いです。同じ目的を持った気のおけない友人などと一緒に出掛けるのは…
(思いつくままに:2021年10月1日)
写真撮影における測光と露出設定(3) 風景撮影における測光方式
前回まで、露出や測光に関する基本的なことを説明してきましたが、3回目の今回は、風景写真を撮る際に用いる主な測光方式について進めていきます。風景撮影においては反射光式露出計を使って測光することが多く…
(How to:2021年9月19日)
写真撮影における測光と露出設定(2) Ev表の使い方と測光方式
前回は、露出を決める5つの要素について説明しましたが、今回は、実際に撮影におけるそれぞれの値の使い方や、露出計を用いた測光方式について進めたいと思います。
(How to:2021年9月11日)